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ベース編

番外編:ご隠居丹羽のビザール・ベース

ニワシン・スペシャル
ニワシン・スペシャル

ニワシン・スペシャル(1号)

 

まずはメインで使用しているベース、ニワシン・スペシャル(フレッテッド)です。

ネックとボディだけを今は廃業されてしまった、かの三鷹楽器でオーダーメード、アッシュという種類の恐ろしく密度の高い材質で製作してもらいました。後は全部自分で部品を購入して組み立てたもので、今のところこれがメインで使用するベースとなっています。ネックがおそろしく丈夫で色々な音色が出せ、フィンガーでもビックでもご機嫌なオールマイティー仕様です。欠点は重量が6kg近いこと!

これをメインにしてから肩こりがひどくなりました!?

 

 

 

 

 

<仕様>

ペグ:Gotoh GB640

ブリッジ:Badass2

ピックアップ:Bartolini 59S72 L/S

コントロール:Audere Audio ZJ3D 3 Z-Modes + Tone

使用ゲージ:D'addario XL-170

ニワシン・スペシャル(2号)
ニワシン・スペシャル(2号)

ニワシン・スペシャル(2号)

 

1号機と同様、ボディーとネックだけを三鷹楽器でオーダーメードしてもらった物で、こちらはフレット・レス仕様となっています。

ベンチャーズのアコースティックナンバーを演奏する時にエレアコの代わりにこれを使用しています。

最初はなかなか音程が不安定でステージでの使用を控えていましたが、ここ10年くらいは慣れてきたので、ベンチャーズの楽曲以外の曲でも使用しています。

ジャズに凝った頃にはこれ一本で色々な曲を演奏したのも良い思いでとなっています。

 

 

 

 

 

 

<仕様>

ペグ:Gotoh GB640

ブリッジ:Badass2

ピックアップ:Bartolini 59S72 L/S

コントロール:パッシブ

使用ゲージ:D7addario XL-170

カール・ヘフナー
カール・ヘフナー

カール・ヘフナー Karl Höfner GmbH & Co. KG

 

ベンチャーズのボブさんが1970年から72年まで使用していたビートルズでお馴染みのカール・ヘフナー社製バイオリン型ベースです。

小型、軽量、ショートスケールと良いことづくめのようですが、実際に使用すると弦間は狭いし、フレットの間隔もロング・スケールに比べて狭くなっているようで、最初はちょっと戸惑ってしまいました。

音的には暖かい深みのあるベールです。

実はこのベース、かのダイナミクス米岡さんから譲っていただいた物で、一度メンテナンスの為にプロショップに出したりして大変大切にしている一本です。特にライブで活躍してくれていますが、レコーディングにはちょっと不向きな感じなので、シグマのCDには登場していません。

こちらもフル・オリジナルでいい状態を保っています。もちろん専用のフラット弦を使用していますが、何しろ専用の弦は御茶ノ水の谷口楽器でしか入手できず、値段も高いので本当に参っています。 

プレシジョン・ベース
プレシジョン・ベース

フェンダー・プレシジョン・ベース

Fender Precision Bass '73

 

ベンチャーズのボブさんがモズライトの次にステージで長く使っていた米国フェンダー社製プレシジョンベースです。

実はこちらもダイナミクス米岡さんに譲ってもらった一本で、プロショップでしっかりメンテナンスをしてもらってからはとても40年ちかく経過している楽器とは思えない元気な音を出してくれます。こちらもフル・オリジナルのまま使用しています。

僕の使用する弦とはしては珍しく、ボブさんに敬意を払ってこのベースにはボブさんと同じフラット弦を張ってあります。普段ラウンド弦のヘビーゲージを主体に使用している僕にとってはちょっと弾きにくいテンションのベースですが、やはりそこは往年のプレシジョン、ベンチャーズ70年代中期の良い音を再現してくれています。

 

ジャズ・ベース
ジャズ・ベース

フェンダー・ジャズ・ベース Fender Jazz Bass '74

 

生まれて初めて手にした外国製の楽器、米国フェンダー社製ジャズ・ベース。

シグマに参加した当初はグレコ(今のアイバニーズの前身)製のジャズ・ベースを使用していました。これまで40年以上、100本近く色々なべースを使ってきた中でも僕の一番の宝物です。

当時(1972年)の外国製楽器というのは現在よりも感覚的にものすごく高価な物でしたが、17歳の時、親に土下座してお金を出してもらい購入。その分は家業の雑用を手伝うということで・・・今となっては懐かしい思い出です。

40年近く経過した今もネックの状態もまずまずで、コントロール部分も定期的にメンテナンスしていますので十分今でも現役です。このベースだけは特別な宝物ということで、ネックを守るためゲージは少し落としてライトゲージを使用しています。買った当時のベンチャーズ・ボブさんはプレシジョンベースがメ インだったので、周囲からは何故ジャズベースを購入したのか不思議がられたものです。その理由は…単に個人的にジャズベースが好きだったから。一度ボディーの塗装に亀裂が入ってしまい、ボディーだけは再塗装してありますが、その他はフル・オリジナルです。